有限会社カイカイキキ

オープンストーリー

ルイ・ヴィトン社ともコラボした『お花』を代表とする作品で圧倒的な人気の現代美術家 村上 隆氏。

海外クライアントの接待、スタッフとの飲み会、展覧会のアフターパーティー等で頻繁に「恵比寿横丁」を利用していただ事がきっかけでご依頼いただきました。

「私のクライアントは海外の方が多く、恵比寿横丁に連れて行くととにかく喜ぶ。恵比寿横丁で一ヶ月間連続スタッフと飲み会をしたらみんなの発想が刺激された。いっそのこと私のオフィスをあの世界にしたい。」と村上氏。

村上氏を突き動かしたのは、恵比寿横丁が発する「昭和のエネルギッシュな電波」。村上氏がキャッチした電波の源を崩さぬよう、昭和の商店街が持つ「混沌とした街並みと活気ある生活感」をディテールにこだわり再現しました。

オフィスがある「中野ブロードウェイ」には、彼が代表を務める「カイカイキキ」が運営するギャラリー、ショップ、製菓店などもあり、昭和の商店街を再現したオフィスは彼が生み出す現代美術と融合し、唯一無二の世界観が生まれました。

さらに、依頼は元麻布のヘッドオフィスにまで及んだ。

街のイメージそのままの洗練された真っ白なスタイリッシュなオフィス。

「こんなにキレイなところ、本当に壊してもいいんですか…？」　

『もちろん、お任せします！』と村上氏

常識では理解しがたいオフィスですが、以前にはなかった自然なコミュニケーションが生まれ、新たな発想と価値が生まれる “たまり場”として機能しているといいます。やはり、アーティストの考えることは、我々の想像を遥かに飛び越えます。