「北海道の大沼に素敵な牧場があるので見に行きましょう!」
ビールメーカーさんのお誘いからご縁が生まれました。
「小澤牧場」は創業明治26年、現社長「小澤孔仁」氏で4代目という歴史ある牧場。約400haの広大な土地で牧草や飼料となるトウモロコシを自社栽培する、日本で唯一、餌作りから飼育・出荷までを一貫する肉牛ファームです。
飼育総数約15,000頭。最先端の装置が施された牛舎を自由に歩きまわり、北海道の恵みをたっぷり受けた牧草、飼料を好きなだけ食べ、良質な地下水を好きなだけ飲み、すくすくと育つ牛たちにストレスは無く、一頭一頭の個体情報をITデータ管理し出荷される。この環境で生み出される「大沼牛」が絶品なのは言うまでもありません。
小澤牧場が所有する広大な土地。驚くほど清潔な牛舎。健康そのものの牛たち。柔らかく、いくらでも食べられそうな肉質と味。
その全てが想像を超える領域でしたが、何より「おいしい牛肉」にかける牧場スタッフ皆さんの賢明さに魂が揺ぶられました。
ただ一つ、気になったのは、この牛肉が「スーパーでしか手に入らない」という事。
「この牛肉を使って東京で飲食店をやらせてください!」
ココロのままに発したその言葉に、小澤さんは微笑みこう言ってくれました。
『是非、その店名に「小澤牧場」の名前を使ってください。』